CRKTはColumbia River Knife & Toolの略称で、デザイン性の高いナイフを製造するアメリカのメイカーである。
そのベストセラーのひとつがこの「CEO」というペン型のポケットナイフだ。
たたまれた姿はペンにしか見えないので、胸ポケットに差したりペンケースに入れたりすれば、作業場やオフィスに自然になじむ。
フリッパーを指で起こせば、内蔵されたIKBSボールベアリングのスムーズな動きで、素早く刃が姿を現す。
ライナーロックで刃が固定されるので安定感のある使い心地だ。
クリップまでオールブラックのハンドルに、ブラックコートされたブレードがマッチして、刃物の見た目の脅威を軽減させる。
ブレードはステンレス製でAUS-8という、サビに強く、砥ぎやすい鋼材。
ハンドルはガラス繊維で強化されたナイロン製。
エレガントな見た目のEDC(Every Day Carry)ナイフだが、もちろんアウトドアに連れ出しても活躍してくれる。
シルバーモデルもご覧ください。
CRKT CEO(ブラック)
刃:ステンレススティール(AUS-8)
※AUS-8は日本の愛知製鋼が供給する刃物専用の鋼材で、日本と関係が深いアメリカや台湾をはじめ、世界中のナイフメイカーに数多く採用されている。
サビに強く、砥ぎやすいため、EDCナイフ鋼材として長い歴史を持ち、初心者には最適と言えるベーシックグレードの刃である。
ひとによってはミドルグレードに入れて評価することもある。ハンドル:ガラス強化ナイロン