"革でモノをつくる意味を体現した傑作カードケース"
 
滑らかでコシのある高級皮革ブッテーロでつくられた名刺・カード入れ。
レザー自体の張りを利用して、製品のフォルムをかたちづくることを旨としているm.rippleならではの美しい仕上がりだ。

こちらのシングルモデルは、フタを差し込むベルト以外は一枚の革を折った構造になっている。そのため、中のカードが多い時はマチ部分が膨らみ、少ない時には薄く収まることになる。

赤茶色の微妙なグラデイションは塗料で表現されたものではなく、革の繊維内部にたっぷりと含まれたオイル分がカーブによって圧迫されて生まれている。プルアップと呼ばれる、オイルの多いレザー独特の現象だ。
見た目はツルッとしているが、触るとしっとりとしたオイル分が感じられ、触れば触るほど艶を増す経年変化が楽しめる。

内部は二気室に分かれているため、自分の名刺と受け取った名刺が分けられ、使い勝手も過不足なし。カラーは、黒、赤茶という通常のビジネス仕様。