"日々使える A Piece of Art"
90年代に流行ったウォレットチェーンは、一時期には廃れつつあったが、いままたキテいるのではと言われているとかいないとか。
モーターサイクルに乗る人なら「流行とか関係なく必需品!」と考えているかもしれない。
シルバーやブラス(真鍮)といった金属のチェーンもよいが、こちらのミドルウォレットに付属するのはレザーのストラップである。
Jii Ji Leather中原和敏氏の手による編み込みはメキシカン バスケット ウィーブと呼ばれる技法で、数ある編み込み技術の中でも手間がかかり、また、表裏ともに美しいものである。
この技法は、編む長さに対して9倍の革ヒモが必要となる。
つまり、10cmを編むのに、最低でも90cmの長さが要る計算だ。
ヒモはカンガルー革が適しているという。
この素朴さと荒々しさは一見「いま風でない」のだが、財布自体がいま風でなくなってきている昨今、あえてのコレはむしろカッコいいのではないだろうか。
芸術性の中にちゃんと、革を保護して切れにくくするという機能が同居しており、所有する満足感が高い。
本体は、ヒップポケットに差し入れても飛び出す部分が小さめのミッドサイズ。
カードポケットが4つ+隠しポケットが1つ。
日々使える"ピース・オブ・アート"である。
※この製品は便宜上スナワチのカテゴリーに入れていますが、Jii Ji Leather中原氏の製品です。
Jii Ji Leather バスケットウィーブ ミドル ウォレット
牛革(本体)/カンガルー革(ヒモ)