スーツにスニーカーを合わせて履くことは、本来「滑稽」なのだ。
しかし、現代のビジネスマンにはますます主流になっていく。
それなら「スーツにも合うオーセンティックなスニーカーをつくろう」と、靴作家の森田圭一氏が手がけたのがBUILD 005 sneakersだ。
そのあたりの考え方は、大人が使うに足るリュック「365 BACK PACK」にも共通のようだ。
アッパーは害獣として駆除されたイノシシの革である。
スナワチで取り扱っていて赤ちゃんの誕生祝いとして好評を得ている「Portierra ファーストシューズ」の鹿革と、同じ工場で鞣されている。
野生のイノシシのため野山を駆け回って体のあちこちにキズがあり、自然な方法で鞣されたこの革にも細かいキズは残っている。
ホワイトのほうは、ヌバックのように起毛され、ふわ~と柔らかい手触りで、ミニマムでシャープなデザインながら、やさしい印象だ。
ブラックは、ホワイトと同じく起毛してあるが、あえてそれをレザークリームで寝かせ、さらっとした見た目でビジネスにもスッキリと使いやすくしてある。
裏地は豚革。
豚の革の特長は、太い毛が皮を貫通しているため、毛穴が空いていて通気性がよい点である。しかも丈夫なので、裏地には最適とされている。ブラックにはナチュラル色の裏地とブラックが用意されているので、選んでほしい。
ソールはVibram社製のゴムソールで、世界的に信頼を獲得しているブランドだ。
まず間違いない。「山靴はヴィブラムソールのものしか履かない」という人もいるくらいである。
以上のように、まず素材はすばらしい。
靴としての役割については、森田氏はちゃんとした靴、長持ちする靴を手がける靴作家であるから、スニーカーであってもしっかりとしたヒールカップを装備している。
そこをホールドすることにより、歩いた際に靴が足について来て、靴ズレ予防や履き心地のよさに寄与する。
形状としては、やや細め、甲も低めに設計してある。
中敷きの下に低反発ウレタンを使用していて、履いているうちに沈み込んでいくことにより足になじみ、靴中に余裕が出てくる。
サイズは7バージョン展開。
下記の「サイズについて」の説明をよくお読みになって、決めてほしい。
※この製品は受注生産のため、ご注文からお届けまでひと月ほどお待ちいただきます。
※この製品は森田圭一氏によるものですが、現在は便宜上スナワチのカテゴリーに入れています。
BUILD 005 sneakers
猪革(アッパー)、豚革(裏地)
サイズは7つの展開。
Male:3=24.0 / 4=25.0 / 5=26.0 / 6=27.0 / 7=28.0
Female:1=22.5 / 2=23.5 / 3=24.5 / 4=25.5 / 5=26.5参考情報:
身長170cm・男性:靴のサイズは普段25.5cmか26.0cm やや甲高、幅広の場合、本品は薄い靴下でサイズ5(26.0cm)でジャストサイズ サイズ、6(27.0cm)はややゆとりあり 。
身長160cm・女性:靴のサイズは普段23.5cmか24.0cm 幅広、甲はやや高めの場合、本品は薄い靴下でサイズ3(24.5cm)で少しゆったりめの着用感。ご自分のサイズが数字の中間と思われる場合は上のサイズを選択ください。
サイズちがいによる交換は承ります。返送の際の送料はご負担ください。
サイズ選びに迷ったら遠慮なくご相談ください。
info@sunawachi.com